はてなブログのスター表示を外した理由
読者の方は気づいている方もいるかもしれませんが、このブログ「はな劇場」のスターを外しました。はてなスターは、はてなブログの特徴の一つですよね。はてなブロガーの方の間でも、いろいろ意見が分かれるところですが、まさか自分がはてなスターを外すことになるとは思っていませんでした。
私がどうしてはてなスターを外したのか、その理由について書いておこうと思います。
1.表示が遅くなる
はてなブログのスターは、はてなブログの最大の特徴の一つであり、読者の反応を見る方法として楽しみの一つでもあります。
しかし、以前からよく言われていることですが、スターを表示させることで、ブログの表示速度が遅くなるという話がありますね。
これを理由にはてなスターを非表示にするというはてなブロガーさんは、少なくないと思います。
私の場合も、それが理由の一つかといわれれば、そうかもしれません。しかし実は、私の中で、それよりももっと大きな理由がありまして。
2.お義理でスターを付けてほしくない
スターもブックマークもそうかもしれません。自分のブログにスターを付けてくれた人には、お返しにスターを付けてあげなくちゃ、とプレッシャーに感じたことはないでしょうか。
私はそれでも、お互いにブログ記事を読み合って、はてなブログ全体として盛り上がるなら、それはそれでいいんじゃないかと思っていました。
でも、最近、Mediumというプラットフォームで積極的に文章を書くようになって、それに疑問を抱くようになったんです。
特に、ある人の記事を読んでから、ますます強烈に意識するようになりました。
今は小説投稿サイトが溢れている。
その中のどこだったかはさておき、そういう場所は「読みたい」読者より「読まれたい」作者が集まっている。
だから読んでもらうためには何でもする人がいる。
相互評価(一番めんどい)、一瞬のいいね連打(読んでねえだろ)、何となくできる派閥(学校かよ)。
引用元:君の体温に触れるように...とある日本人小説家がMediumを始めた理由を語ってみる|日本語で読むMedium
(上の記事は、今これを書いている時点で無料コンテンツとして公開されているので、有料メンバーではなくても全文読めます)
この筆者が話題にしているのは、ある小説投稿サイトですが、これってブログサービスも同じですよね。確かに、お互いにブログを読み合って、そこでつながったコミュニティも楽しいんですが、本当に読みたいものでないと、だんだん疲れてきてしまう。
かといって、他のブロガーさんの記事を読みにいかないと、自分のブログへのアクセスが減ったりして、ブログを書き続ける気持ちも萎えてしまう...
...こういうことを経験した人は、少なくないのではないでしょうか。
だから「はてなスターは良くない!」とか「スターやいいねは邪道だ!」というつもりはありません。でも、Mediumという居心地のいい場所を見つけてしまったら、もうお愛想や営業でスターを付けてほしくないという気持ちがむくむくと膨らんできて...
いえ、もちろん、営業や相互を求めてスターを付ける人ばかりではないことも分かっています。私だって、自分のブログを読みに来てほしいから他人の記事にスターを付けるわけではない。
しかしですね、はてなスターの使い方にも、それぞれの人の温度差みたいなのがあって、「読みました」というアピールのためにスターを付ける人もいますよね。
そういうのは、もういいかな、と。
3.スターをもらっても稼ぎにはならない、笑
これも、今に始まったことではなく、前々からわかっていたことですが、スターがたくさんついたからと言って、「稼げるブログ」を意味しているわけではありません。スターはお金に換金できませんからね。
じゃあ、いったい何のためにあるの?
といってしまうと、「ブログはお金のためにやってるんじゃない!」という声が聞こえてきそうですが、はっきり言ってしまうと、私は「お金を稼ぎたくてブログ始めた人」なので、笑。
***
以上のような理由で、はてなスターを外してみたわけでした。
私が運営している他のはてなブログでは、まだスターを表示させていて、そっちはどうするか決めていません。でも、私にとってはこの「はな劇場」が一応メインブログということにしておきたいので、ここではスターを外しました。
もしかしたら、将来的に復活させることになるかもしれませんが、そのときはまたそのときで、理由を説明したいと思います。
いざスターを外してみると、自分的にもちょっとすっきりしたというか。
少なくとも「一生懸命書いた記事なのに、スターが○個しかつかないよー」なんて、ストレスを感じることはなくなりました。ちょっぴり、煩悩から解放された気分です♪
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