Edith Piaf(エディット・ピアフ) -La vie en rose(バラ色の人生)
フランス語の歌としては、もっとも有名な曲の一つです。フランス語に興味がない人でも、この歌を聞いたことはあるのではないでしょうか。
Edith Piaf -La vie en rose with lyrics
以前紹介したシンガーZAZも、ポップでジャジーなアレンジでカバーしています。
ちなみに、小野リサさんもこのシャンソンをカバーをアルバムに収めています。
彼女のボサノババージョンは、映画「イノセントワールド(原題: 天下無賊、アンディ・ラウ、レネ・リウ主演、馮小剛 フォン・シャオガン監督)」の冒頭でも使われていました。
天下無賊 天下无贼 A world without thieves Japanese Ver.
内容はとてもロマンティックで情熱的で、恥ずかしくなるくらいですが、フランス語学習者にとって重要な発音のポイントがあります。
それは、歌いだしの部分です。
エディット・ピアフのオリジナルでは冒頭にナレーションのような「しゃべり」の部分がありますが、それではなく、そのあとの歌いだしのところです。
Quand il me prend dans ses bras,
Ii me parle tout bas
Je vois la vie en rose,
文章として書くと「Quand il 」ですが、発音する時には「Quand-t- il 」と「t」の音が入ります。
これはフランス語の初心者にとっては、聞き取りの際に、意外とつまづいてしまうところですね。この名曲を何度も口ずさんで、この不思議な音の出現にも慣れてしまいましょう。