はな劇場

地下1階。土壁に囲まれた、アップライトピアノとステージだけの場末パブ。Googleマップには載っていません。

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ブロガーの定義って、難しく考えすぎじゃない?

今でこそ「私、ブロガーです」なんちゃって、言っちゃったりすることもありますが、ほんの数年前までは、ブログやネットと全く関係ない生活を送っていました。

 

「ブロガー」との出会い

「ブロガー」という人種に私が初めて会ったのは、香港に住んでいたころのこと。

日系飲食チェーンに勤めていた私は、香港のブロガーを対象としたイベントをやって、ブログでお店を紹介してもらおうというマーケティングの誘いを受けたんです。

 

そのとき提案してくれた業者の説明で、はじめて「ブロガー(Blogger)」という単語を耳にして、実は内心「ぶろがー・・・?って、なんだたっけ?」と思いました。当時はブログとウェブサイトの区別もできないくらい、ネット音痴だったワタシ…。

 

「…あぁ、そうか、ブログを書く人、だからブロガーか」

と内心でひっそりと納得して、そのイベントは進行したわけなのです。

 

自分もブロガーになっちゃったよ

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カナダに引っ越してから、ひょんなことに自分でもブログを書いたり、他人のブログ記事を代筆したり(ウェブライターとして)するようになりました。

それで、初対面の人に仕事は何をやっているのかと聞かれると、日本では「ライターです」と自己紹介するようにしています。でも、こっち(カナダ)で「ライターです」と言うと、きょとんという顔をされることが多いんですよね。

すかさず夫が「彼女はブロガーです」と補足して初めて、相手は「あぁ」と納得した顔になるというわけで。

 

www.hanatabito.com

 

ブログを書いている人みんなブロガーでいいんじゃない?

最近ブログを書いている方のツイートをよく読むようになって、たまにこういう書き込みを見かけます。

 

…ブログもやっと毎日書くことが習慣になってきた。でも、自分でブロガーと名乗るには、まだまだだなあと思う

 

うーん、言いたいことはわかるんだけど、でもブログを書いてる人はみんな「ブロガー」でいいと思うんだけどなー、と思ったりするのです。ちょっと日本語の感覚がズレているかもしれませんが。

 

日本人にとっては、「ブロガー」とか「クリエイター」とか、カタカナ語の権威というものが存在しているのかもしれません。

でも、直感的には、「そんな難しく考えなくていいんじゃない?」と思うんです。もちろん、言葉の定義は人それぞれでもいいんですけどね。