海外ボケした私が日本に一時帰国したときに恥ずかしくなる出来事
海外で暮らすようになって15年目になりました。日本へは定期的に一時帰国していますが、海外暮らしが長すぎて日本の習慣を忘れつつあることは否めません。一時帰国した時に、失敗しして恥ずかしい思いをしたことも数知れず…。
今回は、具体的にどんな時に失敗するのか、印象に残った出来事を紹介してみます。
公共の乗り物での携帯電話使用
海外にいてすっかり忘れてしまっていたのが、日本では電車やバスなどの公共の乗り物では、携帯電話での通話が禁止されていることです。これ、毎回つい忘れてしまうんです。
私の実家は関西なので、関西国際空港を利用します。以前、関空で実家の都市までのリムジンバスを待っていて、携帯電話が鳴ったことがありました。
当時の同僚からの電話だったので、何も考えずそのまま電話を取りました。そこへやってきたのが、目的地行きのバスです。
私は、携帯電話で話をしながらバスに乗り込もうとして、バスの運転手に止められました。
「お客さん、バスの中で携帯は使えませんので」
と、いわれてはじめて、日本の習慣を思い出したわけです。常識外れの日本人みたいになっちゃって、少し恥ずかしかったです。
思わず「ソーリー」と言ってしまう
海外ではあまり日本語を話す機会がありません。でも、日本に帰ると自然と日本語がスラスラ出てきます。ただ、とっさの一言は別物で、思わず日本語以外の言葉が出てくることがあります。
例えば、地下鉄などの人込みで、他人と肩や荷物がぶつかったときです。すれ違いざまに「すみません」といいたいところ、つい口から出てしまうのが
「ソーリー」とか。
今はフランス語の国に暮らしているので、「パルドン」とか...。
いわれた側は、「何だ、日本人のくせに『ソーリー』って」とか、「あれ、日本人っぽいけど韓国人かな?」とか思っているんだろうなぁ…、なんて考えると一人で赤面してしまいます。
今後日本にも移民が増えてくれば、「すみません」の代わりに「ソーリー」が自然に使われる時代が来るのかもしれませんが...。
日本のテレビにくぎ付けになってしまう
今のテレビがおもしろいかどうかは賛否両論あると思いますが、海外に住んでいる私にとって、日本のテレビはむちゃくちゃおもしろいです!笑。
視聴者を引き付ける工夫がすごい、と思ってしまいます。日本のテレビに対して免疫が弱くなっているので、いったん見始めるとジーっと食い入るように見てしまうことがあります。
テレビの前で、10歳の姪っ子と横に並んで、テレビ番組に見とれてしまいます。自宅なので恥ずかしいとは思いませんが、それにしてもちょっと変な絵だと思いますね…