コロナ禍から田舎暮らしを始めたら生活費が安くなった件
今回のコロナ騒動で、都会に住んでいる意味がなくなり、田舎へ引っ越しました。
すると、借りていたアパートの家賃や光熱費もろもろで、多分8万円くらいは、生活費が安くなったという話です。
コロナで田舎へお引越し
私達夫婦はもともとモントリオールという街に住んでおりました。
自宅は、モントリオールから100㎞ほど離れている田舎に、夫の持ち家があります。
でも、彼のオフィスはモントリオール市内なので、市内にアパートを借りていたんですね。
平日は市内に住んで、週末は田舎で過ごすという生活をしていました。
しかし、2020年3月からのロックダウンで、彼は完全テレワークとなりました。私はもともと、Webライターなので、自宅が仕事場です。
それで、外出自粛とか、都会でなんかやってらんない!
ということで、田舎の自宅に引きこもることになりました。
空家賃を払っていた
とはいえ、最初の段階では、「じきに騒動もおさまるだろう」「またすぐに元の生活に戻るんだろう」なんて思っていたものですから、市内のアパートは借りたままになっていました。
しかし、1カ月、2カ月とすぎても、一向に好転しないコロナ状況。
「私たち、毎月無駄に家賃を払ってるよね」
という議論の末に、ようやくアパートの賃貸契約を解消する決心がつきました。
ときはすでに7月。
4,5、6月と、三カ月もの間、無駄に家賃を払っていたことになります。
家賃、光熱費、通信料で月8万円くらい
モントリオールは北米の中でも生活費が比較的安い街だそうです。
私たちのアパートはダウンタウンに近い距離にあったので、比較的家賃は高めでした。
廊下無しの続き部屋で2DKという間取りで、家賃は約7万円(暖房費込)。
カナダは水道代は無料、電気代も安いのですが、高いのがインターネットです。
インターネット通信代として、毎月8000円くらい払っていたと思います。
それに電気代をプラスして、ぜんぶでだいたい8万円くらいという計算。
浮いたお金を何に使う?
田舎の家は持ち家なので、家賃は必要ありません。
ただ、調理用のガス(年間5万円くらい)とストーブ用の薪(年間5-6万円?)の2項目は、引っ越し以前に比べて支払額が増えたところ。
以前は、週末だけ田舎で過ごしていたんですが、今は毎日こっちなので、それなりに支払額が増えています。
ただ、以前のように頻繁にモントリオールと田舎を行き来することがなくなったので、ガソリン代も安くなっているはず。
そう考えると、住むところで必要な生活費が大きく変わってくることを実感します。
田舎移住で生活費を下げる
コロナ以降、テレワークやリモートワークができるようになって、田舎移住を検討する人が増えていると聞きます。
都会に住めばもちろん、よい条件での就職先が見つけやすいというメリットはあるでしょう。病院も、図書館も、ショッピングモールも近いという便利さもあります。
でもやっぱり、生活費が安くなるのはうれしいですよね。
私たち夫婦は旅行が好きなんですが、コロナ以降、海外旅行も難しくなってきているので、旅行できない分のお金も貯まっていきます(私じゃなく、夫のお金、笑)。
コロナ終息後は、どーんと大きな旅行に出かけたいと思っていますが、いったい、いつになるのやら・・・