私がブログを始めた理由
私がブログを本格的に始めたのは2015年の5月です。
ブログを始めた理由について、いろんなブロガーさんの話を読むと「人生いろいろあるんだな」と思いました。それで、自分がブログを始めたきっかけも書いておこうかな、と思ったわけです。
結論から言うと「ひまだったから」
…ということになりますね。
2014年にカナダへ引っ越してくるまで、10年近く会社勤務していました。
そこでは、一日平均12時間の拘束で(実質労働時間は9時間)、労働条件はあまりよくなかったものの、私がいた10年間で会社が大きく成長(私のせいではない)したために、仕事としてエキサイティングな体験だったのです。
それがカナダに引っ越してから、いきなり労働時間ゼロ、一日の自由時間を持て余す生活になりました。
自由時間が多すぎて苦痛
想像してみてください。それまで毎日12時間近くバリバリ仕事をしていた生活が一転したのです。
カナダに引っ越して移民ビザを待つ間、外で就職活動もできません。そもそも、私の貧弱なフランス語では、ろくな就職先も見つからなかったでしょう(私が住むケベック州はフランス語が公用語です)。
あまりに暇を持て余すと、人間ロクなことを考えないものです。精神的に良くないということで、夫が授業料の安いフランス語スクールを見つけてくれました。そこに通うことになります。
日本人の友達もできました
そのフランス語スクールでは、日本人の友達もできました。彼女たちも、私同様、ビザ待ちのため就職活動もできず、保険もないので子作りもできないという状態です。
フランス語スクールといっても安価なだけあって、レッスンは週に9時間程度、自宅で自習するとしても、まだまだ暇な時間は消費できません。
EちゃんとKちゃん、私の三人が集まると、「どうやって暇つぶしする?」という話題で盛り上がったものです。
「千羽鶴でも折ろうかな」
「レース編みは、どう?」
なんて会話を本気でやってましたね、あの頃は。
そこで見つけたクラウドソーシング
カナダの移民ビザ取得にはある程度の時間がかかります。
イギリスやオーストラリアの国籍を持つ(エリザベス女王を共有する国々)では若干優遇されているような気もするのですが、それ以外の国籍の人は、配偶者ビザであっても半年以上待たされるのが通常のようです。
たまたま夫の同僚の配偶者で、オンラインで翻訳の仕事をしているという情報があり、思い立ったのがインターネットでした。
ネットで在宅ワークや翻訳で検索した結果、見つけたのがクラウドソーシングを経由したウェブライティングのお仕事だったのですね。
「稼ぐ」というより「生産性のある人間」になりたかった
そこでのライティングのお仕事はとても単価が低いものばかりでしたが、「稼ぎたい」「生計を建てたい」というよりも、「生産性のある人間」になりたいという気持ちが強く、地道にライティングに取り組んでいたような気がします。
家で何もしないで消費するだけの人間ではなく、「誰かの役に立ちたい」という欲求を満たしたかったのだと思います。
それで、続けるうちに私のような初心者でもライティングで稼げることが分かってきました。するとだんだん疑問が湧いてきます。
「なんで、私みたいなフツーの人が書いた記事が売れるのだろう?」
ってね。
ライターからブロガーへ
そこでいろいろ調べて見つけたのが、ブログアフィリエイトというビジネスでした。
(なんだか、胡散臭い情報商材のセールスページみたいな雰囲気になってきていますが、そういう販売戦略はありませんので、最後までお読みください^^)
だったら、他人のために記事を書くのではなく、自分でもやってみよう!と思い立ったのが、ブログを始めたきっかけになります。
私の場合、ライターからブログ運営の道へ入りました。
ですので、ブログを始めた当初すでに、ライティングの依頼主に教えてもらって、SEO対策用の記事の書き方とかワードプレスの投稿方法などを身につけてしまっていました。それは、ライターをやっていて良かったな、と思った点です。
でも、逆に今は、コチラの記事にも書いていますが、SEOという記事の書き方を離れて、自由に執筆したいなと思っています。