先日、BBC Travelの記事で、銭湯壁画師田中みずきさんの特集がありました。
この記事取材時点で彼女は36歳、女性で初めて、そして唯一の銭湯ペンキ絵師です。
銭湯というと、今ではもうあまり身近なものではなくなっているのかもしれません。私は海外に住んでいますが、日本の文化で恋しくなるものの一つがお風呂です。でも、一時帰国した時に銭湯に行くことはありません。そもそも、子供のころからすでに銭湯とは縁のない生活をしていたんですよね。
でも、この記事を読んで、銭湯とそのペンキ絵にもこんな文化が隠されているんだなぁということを知りました。
田中みずきさんはTED Talkでもプレゼンテーションを行っています。日本語ですので、ぜひ聞いてみてください。
このビデオを見て、銭湯のペンキ絵が単なる壁画に留まらず「広告」としての位置づけであることを知り、日本人にとって富士山というのものがこれほどインパクトのあるものだということを改めて感じました。
付け加えておくと、上のBBC記事の中にも、日本語の短い動画が挿入されています。それには、実際に彼女が壁画を描いているシーンが含まれています。
