あなたは大丈夫?ブログアディクション(依存症)の危険性と対策
ブログアディクション、あるいはブログ依存症という症状について説明しています。放っておくと致命的になることもあるので、早めの対策がおすすめです。
今回の記事では、ブログ依存症とはどんな症状なのか、その前兆や危険性、対策と予防法についてまとめてみました。
ブログアディクション(ブログ依存症)って?
ブログアディクション(ブログ依存症)とは、ブログを書くことに夢中になり過ぎて、日常の生活に支障をきたすことを指しています。
ブログは最初は毎日続けることが困難に感じることもありますが、続けているうちに、他のブログを書くことの喜びやネットでのコミュニケーションにハマってしまう方に多く起こります。
重症化すると、現実世界への復帰が難しくなるため、ますますネット依存しリアル世界での交流が希薄になってしまうこともあります。
ブログ依存症の前兆としては、以下のようなことが挙げられるでしょう。
- ブログを書かない日はソワソワする
- 四六時中、ブログのネタばかり考えている
- ブログ関連の通知が来ると、時と場所をかまわず確認してしまう
- 隙間時間があるとツイッターなどのSNSをチェックしないではいられない
- PV数がふるわない日は機嫌が悪い
ブログアディクション(ブログ依存症)の症状
ブログ依存症が進行すると、ブログを書かない日は眠れなくなったり(睡眠不足)、常にブログネタを考えているため歩きながらメモをとったり、スマホをいじる時間が多くなってしまいます。また、外出先で必要以上に写真を撮りまくるのもブログアディクションの症状の一つといってよいでしょう。
このようにブログアディクションは、単に「ブログが書きたくて仕方ないもの」だと甘く考えてはいけません。往々にして、ツイッターなどのSNS依存症を併発することも多く、ネット世界での人間関係に閉じこもりがちになってしまう(=隠れひきこもり)リスクもはらんでいます。
また、ブログをやっていると、だれでもPVが気になるものですが、一日に何度もPV数を確認してしまうという人も注意が必要です。PVを気にするのはブロガーの性ですし、収益化を目的としているなら当然です。しかし、何事もバランスが大切です。
あまりにPVを気にするあまり、そのときのPV数によって一喜一憂してしまったり、アクセスが伸び悩んでいる時には他のことが手に付かなず、日常生活もままならないというようでは周りにも迷惑をかけてしまいます。
ブログアディクション(ブログ依存症)の危険性
ブログやネットの世界に依存してしまうと、ネットでのパーソナリティが実現実と乖離してしまう傾向にあります。ブログの世界で人気者になることに喜びを感じ、そこにエネルギーを見出す一方で、リアル世界での人間関係は貧弱になってしまい、現実社会でのストレスや欲求不満をネット世界で発散しようとしてしまうのです。
「ブログの世界ではなんでも許される」という妄想に憑りつかれることも少なくありません。そのような場合、ブログ内での発言が極端に批判的になったり、脅迫的になったりするケースが多いようです。
ブログ記事の向こう側にいるのも「リアルな人間」である、ということを忘れてしまい、暴走してしまうパターンです。
ブログアディクション(ブログ依存症)にならないために
ブログアディクションを予防するためには、規則正しい生活と十分な睡眠、定期的なエクササイズが効果的です。
ブログ依存症になると、あまりにブログ作成に夢中になるため、肩こり、眼精疲労、腰痛、手首やひじの腱鞘炎、猫背、頭痛など、身体的症状を発症することもあります。それを防ぐためにも、定期的な運動が大切です。まずは、週に2,3回程度、ウォーキングなどの軽い運動から始めてみましょう。
また、一日の時間帯の中で、スマホやPCを触らない時間を設けるのも良い方法です。
もし、上に挙げたような「前兆」に心当たりがある人は、「ながらブログ」をやめてみることをおすすめします。「食べながらブログ」や「歩きながらブログ」は特に危険ですので注意が必要です。別に「トイレブログ」には衛生的な懸念もあります。
ブログをするときは時間を決めて、集中してブログする、そんな風に心がけることで、メリハリのある生活を送れるはずです。
ブログアディクション(ブログ依存症)かも、と思ったら?
実はブログ依存症で最も恐ろしいのは、自分が心地よいと思っていたブログの世界において、人格を否定されるようなネガティブな反応(コメントやツイートなど)が起こるときです。
すでにブログアディクションが重症化している人の場合、ちょっとしたコメントに思わぬインパクトを感じることがあります。リアル世界を犠牲にしてブログ世界に桃源郷を求めつつある人にとって、ネットでのネガティブな反応は致命的になりかねません。
もし、ここまでこの記事を読んで「自分も、もしかしたらすでに依存気味かも」と思ったら、今すぐデバイスを閉じて、散歩に出るなど気分転換することをおすすめします。