私が住むカナダ、ケベック州でもやっと春が訪れています。とはいっても、喜んでばかりもいられません。冬の間大量に降り積もった雪が、この時期一気に解けるので、毎年洪水問題が起こります。
今日、明日と降水量が多い週末になりそうです。雪解けで川の水量が上がっています。洪水予報も出されています。避難警告が出ている地区もあります。被害が兎に角最低限になりますように…
— けびん (@Kevin4641) 2019年4月26日
さらに、ここ数日予測されているのが大雨で、雪解けに加えてあちこちで水量がマックスになりつつあります。モントリオール市内でも場所によっては、先週から浸水が起こっており、被害が出ているようです。
でも、これって、毎年のことなんですよね。
私の感覚としては、「治水」は政府の仕事だと思うのですが、夫に言わせると「川辺の近くに住むなら、洪水のリスクは覚悟すべきだ」と。
「洪水」と聞いて思い出すのは、数年前に深刻な洪水被害を被ったタイです。
ドンムアン空港なども浸水してしまい、空港として機能しなくなるという、大きな被害がでました。当時日本企業も(一時的だったのかな?)撤退するという報道もあり、記憶にある方もいるのではないでしょうか。
タイ首相「洪水、危機的な状況」 首都に兵士5万人 :日本経済新聞
実はこのとき、私は隣国のラオスを旅行していまして(笑)タイ経由で香港に戻ったので、タイ国内の交通手段が機能するかどうか、ハラハラしていました。
タイの洪水も毎年の問題ですが、その年は特にひどく、当時の女性首相がかなり辛口な批判を受けていました。
だから、なんとなく、毎年の洪水に悩むのは政府にも一部責任があると考えてしまうのですが、違うのかな?
ちなみに、ぜんぜん関係のない話ですが、こちら(カナダ)の人は、あまり警察のお世話(悪い意味ではない)にもならないような気がします。私が香港に住んでいたころには、近所の騒音問題で、しょっちゅう警察官を自宅に呼びつけていましたが、こっちの人はそういう「使い方」をしないですね。
税金を払っているんだから、受けられるサービスは受けるべきだと思うのですが、それって中国人的考えなのでしょうか...。